文化庁メディア芸術祭・特別シンポジウム オープニング映像
Directed by Manabu Koga
Produce and Text Edit by Kiyoshi Kusumi
music: DAISY -USYN (MarginalRec.)
2014年2月16日(日)13時〜15時、国立新美術館3階講堂で行われた文化庁メディア芸術祭・特別シンポジウム「ジャパン・コンテンツとしてのコンテンポラリー・アート─ジャパニーズ・ネオ・ポップ・リヴィジテッド」(出演:出演:中原浩大+ヤノベケンジ+村上隆/モデレーター:楠見清)のオープニング映像を古賀学が製作しました。この映像上映のあと登壇者が紹介されシンポジウムが開始されました。
「美術手帖」(美術出版社)1992年3月号特集「ポップ/ネオ・ポップ」に掲載された座談会「ポスト・ホビー・アート・ジャパン」を元に22年後の2014年から見た状態でリビルドしています。
クリエイターを目指して上京した古賀学にとって「ガンダムセンチネル」と同じくらい(笑)衝撃的だった特集記事と座談会でした。「ガンダムセンチネル」と「ポップ/ネオ・ポップ」と「ザ・ながさき」(←高校卒業後ちょっとだけデザイナーとして勤務したタウン情報誌/数年前に残念な感じで休刊したそーです)によって、初期のペッパーショップの基礎は形作られたともいえます。さらにもっと遡れば「機動戦士ガンダム」とか「タミヤの白箱」とか「彼女が水着にきがえたら」とか影響直撃なものはたくさんあるのですがー。
当日のシンポジウムで古賀が個人的に刺さったのは、村上隆さんの「ピリオドをちゃんと打つ」という言葉でした。ピリオドをちゃんと打って行かないと次にいけないし、全ての声明や作品はピリオドとして機能しなければならないっぽい話が(そのピリオドを打てない日本の美術評論界はバカだし、そんな評論でわかった気になっているオーディエンスも情報弱者すぎる、ってな感じで)さらっと登場したのですが、ぼく自身は美術の世界に身を置いているわけでもないし評論家でもないのですが、ちゃんと「ピリオド」を意識していきたいなーっと。
そーゆー意味でも今回のオープニング映像はちゃんと「ピリオド」として機能してるものに(多分)なれててよかったかなと。そして次はどこにピリオドを打とーかなと。
2014年2月19日 古賀学
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